前回からの続きとなる。男性用香水の香りの系統を説明している。
今回はオリエンタル系についてだ。
過去男性用香水に甘さやスパイスの香りは必要とされていなかったので、オリエンタル系が男性用として登場したのは比較的最近のことだ。
オリエンタル系は以下の二種類に分類される。
a オリエンタルスパイシー
スパイシーな香り。刺激的、挑発的と形容するのが相応しい香りだ。
エルメスのエキパージュ、シャネルのエゴイストなどがこの系統に分類される。
b オリエンタルアンバーリー
甘い香りのオリエンタル系。アンバーグリスやバニラが使われている。
ゲランのアビルージュ、ジャンポールゴルチェのルマル等がこの系統にあたる。
次はシプレ系についてだ。
フゼア系と並んで多いのがシプレ系だ。柑橘系の香りが多い。
刺激的かつ爽快感のある香りだ。フゼア系は以下の四種類に分類される。
a シプレウッディ
サンダルウッド、パチュリ等のウッディ系の香りを用いて作られている系統。
サンダルウッドはスパイシーだが落ち着いた香り、パチュリはオリエンタルのような香りだ。
ゲランのべチバー、ジバンシーのジェントルマンなどが代表格。
b シプレレザリー
まるでレザーのような渋みのある香り。ドライで非常に男らしい香り。
シャネルのアンテウス、エルメスのベラミなどがこの分類内。
c シプレフレッシュ
非常に爽やかな香り。刺激が多いのが特徴的。
マリンノートもこの系統に属する。
一例としてシャネルのプールムッシュ、ディオールのファーレンハイトなどが挙げられる。
d シプレシトラス
オーデコロンなどに使用されていることからわかるように、比較的軽く、爽やかな香り。
ディオールのオーソバージュ、ゲランのオーデゲランなどがある。
男性的な印象は少ない。男性色が強すぎる香りが駄目なかたにはいいかもしれない。
関連カテゴリ:香水の知識、ポールスミスの香水などPaul Smithショップ紹介ページへ